秘湯の中でも以前から行ってみたかった姥湯温泉枡形屋に宿泊。いったいどんな山道になっているのだろう、とちょっと恐る恐るであったが、道はちゃんと舗装されていた。だが狭い。人気の秘湯ということもあって車は意外と走っているのだ。くねくね道、がけ道を車とすれ違うたびにビクビクしながら宿へ。
露天風呂の秘境度は今までの最高かも。絶壁の岩肌と残雪、植物の緑、空の青さと飛行機雲の白が360度見渡せて、ちょっと感動もの。温泉の乳白色も映えるし、温度もちょうどいいし、ずっと入っていたい気分だったなぁ。混浴だけど、女性専用時間もあるし、女性用露天風呂もあるし、タオル巻いて入ってもよいし、とっても入りやすくて満足。
食事もおいしかったし、標高1,260mでこんなに快適に過ごせるとは思っていなかった。強酸性ならではの岩壁の谷間に建てられた宿は自家発電で宿の人たちの努力がわかるし、人気が続く理由もわかったような気がする。相変わらずすごい米沢市の宿である。ただ残念だったのが、荷物を運んでくれるロープウェーが休止中なのかカバーがかけられていた。なので駐車場から荷物をもって坂を上ったのだがそれだけで息が切れてしまった。秘境の宿に行き続けるには体力維持も必要。
ちょうど枡形屋へ行く中間地点だろうか、突然「峠駅」という看板が。こんなところに駅が?事前に調べて最寄り駅とは知っていたが、こんな山奥にあるなんて驚きで思わず寄ってみる。すると周辺に茶屋が2軒ぐらいだろうか、そしてでっかいスノーシェルターに囲まれた駅舎の雰囲気に圧倒。スイッチバック跡と思われるレールの跡など、秘境駅ならではの形跡も。偶然、山形新幹線の通過もあって、まるで撮鉄のように写真を思わず撮ってしまった。ここの峠駅は、なんと秘境駅ランキングでも47位にランクイン。どうやら「峠の力餅」が有名らしいけど、あんこが嫌いな私はたべれません~~。奥羽本線で一番標高の高い600m地点だそう。ちょうど、枡形屋の標高の半分なんだな。